お天気に恵まれていい外出日和‥だった今日、

ヴァイオリンの合わせをしていました。
娘に頼まれたらイヤとはいえませんよね
なので娘の生徒たちの伴奏を引き受けています。

本来、娘はバロックヴァイオリン弾きです。
もちろん通奏低音を引き受けることもあります。

合わせの曲はバッハとヴィヴァルディのコンツェルトでした。
ピアノで伴奏です。

でも私の場合、基本のタッチはチェンバロと同じなんです。
左ペダルは踏んだまま…装飾ペダルはもちろんナシで。
つまりフォルテピアノ風な音色にしています。

チェンバロは強弱は出来ないって言われたりするけれど、
それは全く違っていて、指のタッチ次第で表現できるものです。

私は常に伴奏の時は
それぞれの奏者の音色と
作曲家の時代を考えて音そのものの出し方を決めるというのがクセになっています。


バロックの作品も
楽器が変わると全く違う面白い何かがあります。



古楽の世界にいるから余計に…でしょうか‥


理論的に区別はしても
芸術的に区別は出来ませんね。