今朝起きると大地が湿っていました。

楽器にはあまり良いとは言えないけれど、

命有るものにはこれも恵みの雨ですね。


毎年今の時期になると
来る8月のヴァイオリンコンクールに向けて
合わせが始まります。


今日がその日の初日でした。


伴奏する彼女の調子が悪いとは聞いていたけれど、
そんなに驚くほどではありませんでした。
彼女の練習やレッスン課程を知らないから
そう思うのかもしれないけれど‥


なるほど
一本調子なところがあって、
細かいところ…例えばトリルが上手くリズムに乗らなくてずれる箇所もあったり‥

伴奏を聴けていないかなと思うところも微妙になくもない。


でもいつもの彼女のことだから
その辺は理解できていると思いますが。

完璧主義の彼女。
練習している課程では必ずそういう壁にぶち当たります。
それをいかに自分で上手く調整しながら最高の状態を本番に持っていくか。
テクニックも大切です。

けれど、
それにも増して本人の強い精神力を問われるコンクールまでの日々になることには違いないでしょうね。





今日の合わせは

久しぶりの雨で涼しくもあり、

彼女の真剣な顔を見て熱くもあり‥