私にとっては最も今夏の締めくくりに相応しくて有難い曲...
娘もVn.で参加したアンサンブル・フロットの
第11回定期演奏会BACH・マタイ受難曲を聴いてきました。
この曲はイエスの周辺の人たちのドラマ。
バッハの神への信仰を表現したもの。
私自身もバッハの曲を奏していていつも感じることは、
敬虔なクリスチャンでもあった彼の音楽は
祈りと信仰、愛に満ち溢れていると言うこと。
自身にもそれらを求められ、
誰にも邪魔されたくない沈黙の中、
神と、バッハと、私との三者で魂の対話になります。
今日のマタイ受難曲も、
長丁場な曲ですが、
こころ、思い・・何も迷うことなく、最後まで純粋な気持ちで愉しませていただきました。
終演後に二人のあゆみさんをキャッチ♪
ガンバの中西さんとVn.の娘です。
お若いアンサンブル・フロットの皆様を応援していきたいと思います。
さて、
明日から長月・・9月。
また、一歩前進ですね^^
コメント
コメント一覧 (2)
不思議なのは、こんなに宗教色の濃い曲なのに、クリスチャンでない私までのめり込んでしまう魅力がある事です。
娘さんも長丁場のマタイ、演奏ご苦労様でしたね。
でも、参加する悦びもあるのじゃないでしょうか。
私の友達が趣味で(素人ですから)ガンバの演奏をしているのですが、彼が言うのにマタイでガンバの出番は1回きり。
しかも中ばんの1曲を演奏するまで長く待たなくちゃいけなく、楽器も狂いかねないので演奏者は辛そうだと。
でもマタイのガンバの曲も素晴らしい曲ですね。
いつもありがとうございます。
この曲のファンはたくさんいらっしゃいますね。
是非とも、一度きりの演奏ではなく、
これからも色々な経験と回を重ねながら、
それぞれが自分のものにしていって欲しいと思います。
あの独特の重音とまろやかさ...ガンバでしか出せない音の動きですね。
手前味噌ではありますが、
わたくし自身、大大大好きなフーガ演奏をしている時、
じわじわと悦びが溢れ、終演後も張り裂けんばかりの悦びに満たされます。
バッハと彼の曲は
神ご自身から愛と祈りの特性を濃厚に受け継いだ贈りものだと思います。